< ビギナー用パンツ  作り方>

★すべてのデザインのパンツに共通です。★
■生地を用意しましょう
素材 やはり綿がいいでしょう。
欲を言えば 綿100%よりも ポリエステルがすこし入ってるもののほうが
洗濯しても乾きがはやいし、汚れが取れやすいし、丈夫です。
でも 最近は綿100%が主流で、ポリエステル混はあまり売っていません。残念!!

生地は薄いから弱い・厚いから丈夫 というのはまちがいです。
目の詰まった生地が丈夫なんです。
生地をくしゃくしゃもんだり 斜めにひっぱっても しっかり元の状態にもどる生地を選んでください。
せっかく作るんですから 長〜くはけるように、生地選びは慎重に・・・

***ストレッチについて***
 今 ストレッチ素材は市販品では 当たり前になってきましたね
 パンツにはとても適していますが、初心者の方は少し縫製がむずかしいので、
 ちょっと慣れてから 使用されてはいかがでしょうか。
 ひとくちにストレッチといっても <たて伸び 横伸び あまり伸びないもの ビョンビョン伸びるもの>など 
 いろいろあります。
 どうしてもストレッチを使いたいと思われるならば、あまり伸びない生地から挑戦してください。
用尺 型紙と一緒に仕様書をお送りします。
そのなかに 用尺が記していますので、ご覧下さい。
その用尺は最低限のものですので、生地の縮み分・地の目を通す分として約1割 
多い目にご用意ください。


最近の生地は めちゃくちゃ縮むということはほとんどありませんが、
(生地を作る段階で縮まない加工がされています。)

地の目を通して生地やさんはカットしてくれませんので、ひどい場合は5センチ以上いがんでいます。
また こちらの注文したサイズきっちりにカットするお店もあれば 10センチ以上多い目にカットしてくれる
うれしいお店もあります。
そういうお店のくせをつかむと無駄のない用尺で買うことが出来ます。
地直し なにやら 聞きなれない言葉ですが、これって 縫製よりも重要です。
既製品を洗濯して、脇線が前や後にまがったり、裾線が波打ったり、いがんだりしたなんてことありませんか??
それは 裁断の時地の目が通っていないからです。
既製品は 何重にも生地を重ねて裁断するのですから、仕方のないことなのですが・・・

では まず 地の目を通しましょう。
  ・よこ糸を引っ張って、横の地の目が確認できれば 斜めになっている部分はカットしましょう
   注 用尺がきりきりのときは カットしないで下さい。
次に 生地を水につけて、縮みや色落ちを防ぎましょう。
  ・生地をたっぷりとした水に2〜3時間つけます。
   (うちは洗濯機にいれます。)
  ・しずくがすこし落ちるくらい 軽く絞って 陰干しします。
   (縫製工場を営んでいる主人は 絞るな といいますが、それは主婦として 物干し場にぼとぼと水が落ちるのは
   困るので、軽く絞っています。)
  ・生乾きの状態で アイロンをかけます。
これで 裁断の準備完了
裁断しましょう
印つけ仕様書の 型入れ図(型紙の置き方)を参照してください。
型紙の地の目線通りに型紙を置いて、動かないように おもりを乗せてください。
これは私が洋裁学校の時から使っているおもりです。
(かっこよく ウエイト なんて書いている本もあります)
重ねてしまえるので、便利ものです。
型紙には縫代がついているので、そのまま型紙通りに裁断してください。
★合印は絶対に忘れないように、はさみで切り込みをいれてください。
 (0.5cm以上は切らないでね 生地によっては ほつれてきます。)
しるし付け
チャコペーパー・切りしつけ・へら etc ご自身のしやすい方法を選んでください。
これから がんばって洋裁しよう・・・とおっしゃる方は ステッチ定規を使っての縫製をおすすめします。
さあ 縫いましょう。
1.脇を縫う。
・前後パンツを中表に重ねて脇を縫う。
*左脇にゴム通し穴を作るのを、忘れないようにね!!
・縫代端の始末をして(ロック・ジグザグ)縫代を後に倒す。
 *縫代倒し方向は前後どちらでも結構です。 
・表からステッチをかけるとアクセントになります。
・ウエスト部分は出来上がりに、裾は1cmアイロンで折っておく。
2.股下を縫う。
・股下を縫い、縫代にロック・ジグザグをかける。
・縫代を左右のパンツが違う方向になるように倒し、アイロンをかける。
 (股上を縫うとき 股下の縫代が重ならないようにするためです。)
3.裾の始末をする。
・縫代を三つ折りにして、1cmのステッチをかける。
 (1で縫代をアイロンで折っているので、三つ折りがしやすいです。)
4.股上を縫う。
・左右のパンツを中表に重ねて、股上を縫う。
 *2度縫いすると、丈夫です。
   カーブのきついところは、少しひっぱりながら縫うと、ほころびにくいです。
・縫代は、1のようにウエストの縫代に切り込みを入れて割り、ロック・ジグザグをかける。
・脇と同じように ステッチをかけると カッコよく仕上がります。
5.ゴム通しのステッチ  をかける。
・ウエスト縫代端にロックをかけて、ゴム通しのステッチをかける
   <70〜110サイズの場合>
        1.5cmステッチを2本かける。
   <120〜160サイズの場合>
        2.0cmステッチを2本かける。
6.ゴムを通す。
・1cm巾または1.5cm巾のゴムを出来あがり寸法に通す。(下記参照)

サイズ 70 80 90 95 100 110 120 130
出来あがり寸法 40cm 40cm 42cm 42cm 44cm 46cm 48cm 50cm

(ドライクリーニング対応でないゴムは、
  スチームアイロンをかけて、十分縮めて下さい。)

・つなぎ目は1cm重ねて、ミシンをかける。(手でまつってもOKです。)
仕上げのアイロンをかけて 出来上がり!!